ベルリンのユニセックスブランド「POLYPLOID」が、12月10日(金)〜13日(月)の4日間、東京・蔵前にて「POLYPLOID TEMPORARY STORE」をオープンする。
POLYPLOIDは、洋服のアウトラインを固定した一つのモデルに対し、異なる素材と色によるA、B、C、3つのカテゴリーに分けてコレクションを構築、多面的なプロダクトの広がりや奥行きにアプローチするアイテム展開を行っている。「POLYPLOID TEMPORARY STORE」では、ブランドのコンセプトを表現するため独自に制作された什器を設置、A、B、Cの各カテゴリーをフィジカルに可視化するディスプレイによって、コレクションを空間に落とし込んでいる。
今回展開する2021-22AWコレクションは、伝統的な製法や製造過程を用いたファブリックにフォーカスし、モダンな素材との対比を意識したコレクションだ。新型のP-COATをはじめ、ロングセラーの定番モデルLONG COAT、DUFFLE COATはもちろん、ニットカーディガンやパンツといったアイテムが、伝統的なヨーロッパのツイードやローデンクロスといった素材から、ファンクショナルなモダンファブリックを用いて製作されており、今冬はもちろん、春先まで使用可能なラインナップとなっている。
そのほか、オフィシャルオンラインショップ限定アイテムとして展開している「A’」の墨染めプロダクト、LONG COAT A’ と、OVERSIZE LONGSLEEVE A’ も特別にラインナップ。また、商品を購入した方には、「POLYPLOID TEMPORARY STORE」限定のオリジナルバッグノベルティバッグが数量限定でプレゼントされる。
ブランドやコレクションの世界観が可視化された期間限定の空間をぜひ体感してほしい。
「POLYPLOID TEMPORARY STORE」
開催期間 | 2021年12月10日(金)〜13日(月)
営業時間 | 12:00〜19:00
住所 | 東京都台東区蔵前3-11-2 1F
お問い合わせ先 (ライコス)
tel | 03-5829-3501
mail | shop@poly-ploid.com
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POLYPLOID
2017年にドイツ・ベルリンにてイゾルデ・オーギュスト・リッチリーにより設立。イゾルデはベルリン・ヴァイセンゼー美術大学にてファッションデザインを学び、その後、複数のファッションブランドで10年以上、デザイナーやパタンナーを経験。 POPLYPLOID(多倍数体)は、それぞれのスタイルのベースとなるパターンが元となっている。本コレクションでは8つの異なるクラシックスタイルを表現しており、さらにこれらのスタイルはA、B、Cの3つのカテゴリーに分けられる。そしてそれぞれのカテゴリーに対しユニークな感覚を表現する異なるマテリアルが選ばれる。
カテゴリーAでは、どのスタイルもシーズンごとに最もシンプルな方法で表現されている。白のcalicoが仕立ての基礎を表しており、作品には最もベーシックな表現がなされている。一方、カテゴリーB、Cでは、Aの基礎を新たなコンセプトや感覚に転換させる全く異なる布地が選ばれる。カテゴリーAでは色は1色のみが用いられ、Bでは2色、Cでは3色となる。
このコンセプトの背景にはドイツと日本の非常に強い関係がある。服の色や布地がカテゴリーごとに使い分けられるだけでなく、POPLYPLOIDではドイツと日本での生産も行っている。ヨーロッパのマテリアルはドイツで縫製され、日本のマテリアルは日本で作られる。作品の生産国が生産プロセスを指し示すことは、市場に対して全く新しいアプローチ手法である。
POLYPLOIDのデザインチームは服やパターンの知識やデザイン、生産プロセスに関して10年以上の経験を有する。そこに日本とドイツと手仕事の力を加え、今までにない全く新しい試みを行っている。
www.poly-ploid.com
instagram | @polyploid_berlin
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