デジタルアートのエコシステムビジネスを展開する「FRAMED」が提案する、新世代の Wi-Fi アートフレーム 『Mono X7』


 FRMより、オンライン上の画像/動画や各種デジタルアート作品をカジュアルに投影できるアートフレーム「Mono X7」の先行予約販売が開始されている。期間は、2020年8月28日(金)から同年9月30日まで。尚、先行予約は初回限定の特別価格で販売される。
 『Mono X7』は、Google のオープンソース「Chromium」をベースに OS 開発をした、タテ型 17.3 イ ンチのデジタルアートフレーム。インターネットとの融合こそがアートフレームの進むべき未来という開発ポリシーを掲げ、WEBブラウザベースでの開発を選択し進められてきた。


©Mike Creighton
©eBoy


 本アートフレームは、インターネットにリンクして、オンライン上に存在する数々のイマジネイティブなビジュアルを映し出す“リンク・ディスプレイ”で、それは音楽のプレイリストを楽しむ様にカジュアルに部屋を彩る、新しいア ートフレームの姿といえる。自分が撮影/制作した画像はもちろん、FRAMED オンラインギャラリーを通じて購入した世界中のデジタルアートクリエイター達の作品を投影することも可能だ。主な参加アーティストには、ウェブデザイナー/インターフェイスデザイナーの中村勇吾、イスタンブール出身のメディアアーティスト レフィック・アナドル、UX デザイナー 米田研一らがいる。また、アーティストの制作ツールとしても導入しやすい価格設定になっているので、ぜひチェックして欲しい。


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先行予約販売
期間 | 2020年8月28日(金)〜9月30日(水)
初回限定価格 | 39,800円(ベーシックモデル/税抜、送料含まず)
mono.frm.fm/shop/
FRAMED mono X7 リンクプレーヤー
外観寸法 | W232mm×H398mm×D15mm
本体重量 | 約 1.6kg
ディスプレイ | 縦型 17.3 インチ Full HD 1670 万広色域(P3)
表面処理 | 非光沢 LCD処理 ノングレアタイプ
解像度 | 1080×1920 ピクセル, 326dpi
システム CPU | Intel® クアッドコア X5-Z8350(1.92 GHz)
グラフィックス | Intel® HD Graphics 2GHz(500MHz)
メモリ・容量 | 4GB DDR3 32GB EMMC
電源 | 100-240V/12V/5ADC
無線 LAN | Wi-Fi802.11ac
対応フォーマット | JPG,PNG,GIF,RAW, BMP, PNG AVI, MPEG, MOV,MP4, FLASH, Processing, openFrameworks, vvvv, and more
FRAMED Gallery への主な参加アーティスト
中村勇吾 / Yugo Nakamura
ウェブデザイナー/インターフェイスデザイナー/映像ディレクター。1970年生まれ。東京大学工学部修士課程修了。橋梁設計会社、ウェブデザイン会社を経て、 2004年tha.ltd.を設立。ユニクロのウェブサイトデザインやCMディレクション、スマートフォン「INFOBAR」 シリーズのUIデザイン、NHK Eテレ「デザンあ」映像監修など、活動は多岐に渡る。
tha.jp/
レフィック・アナドル / Refik Anadol
イスタンブール出身のメディアアーティスト兼ディレクターで、カリフォルニア大学ロサンゼルス校のデザインメディアアート学部の講師および客員研究員を努めるレフィック・アナドルは、主にパブリックア ートの分野で活動し、建築とメディアアートのハイブリッド関係を構築する、デジタルエンティティと物理エンティティの空間を探っている。
彼の作品は、マイクロソフト・リサーチのベスト・ビジョン・アワードやアート・マシーン・インテリジ ェンス・アーティスト・レジデンシー・アワードの受賞など世界的評価を受けており、ウォルト・ディズニ ー・コンサートホール(アメリカ)、国際デジタル・アーツ・ビエンナーレ・モントリオール(カナダ)、アルスエレクトロニカ・フェスティバル(オーストリア)、バルセロナ凱旋門(スペイン)、シドニー・シティ・アート(オーストラリア)、リヒテンルート(ドイツ)など、世界各地で披露されている。
米田研一/ kynd
アメリカ・サンフランシスコの IT フロンティア最前線で仕事をする UX デザイナーとしての顔と、 他ジャンルのアーティストと実験や創作を協業し、世界で活躍する日本人アーティスト「kynd(カインド)」としての顔を持つ米田研一氏。絵画に特化した作風で知られる kynd は、統計的ビジュアルからモーションフィルム、ライブパフォーマンスまで、手作りの美学と物理現象の境界を探求するコンピューターアルゴリズムを作り出している。CreativeApplications.Net、Wired、POSTmatter、Gizmodo、designboom など、紙媒体にもオンラインメディアにも幅広く取りあげられており、メルボルン国際映画祭、アニメックスフェスティバルロンドン、PuntoyRayaFestival などの映画祭で上映された彼のアニメーションは絶賛され、その活動は多岐に渡る。