「絵画とは何か?」という答えのない究極の問題を問い続けた作品、美術作家 KAT.MAEDA の個展「LE 展」

 タタ bookshop / gallery にて、美術作家 KAT.MAEDA の個展「LE 展」が開催される。会期は、2021年10月30日(土) – 11月14日(日)。
 KAT.MAEDA は兵庫県生まれ、現在は東京都在住で主に平面作品を中心に制作している美術作家。KAT.MAEDA の平面作品は自律的なモダニズム絵画に対する思慕と、それを相対化する冷徹な視線という矛盾する二つの視座が一つの画面に存在しているのが特徴だ。作品は絵画の中で絵画を相対化するメタ視点を持ち、「絵画とは何か?」という答えのない究極の問題を問い続ける。そして、絵画の歴史に向き合いそのデータベースからハウスミュージックのようにサンプリングやカットアップ、リミックスの手法で内省的で静謐な作品を作り続けてきた。


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 本展「LE 展」では、KAT.MAEDA の平面作品に加えて、彼が収集してきたスクラップや自然物、漂流物、またそれらを加工した立体作品が並ぶ。それらは彼の平面作品と同様にミニマル/コンセプチュアルな問いを我々に投げかけてくれるだろう。



KAT.MAEDA「LE 展」
会場 | タタ bookshop / gallery
住所 | 〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2丁目 38-15
会期 | 2021年10月30日(土) – 11月14日(日)
*都合により 11月6日(土)は休廊
営業時間 | 13:00-21:00
休廊日 | 月・火・水曜日
入場無料
tata-books.com



KAT.MAEDA
兵庫県生まれ。東京在住。
Instagram : @kat.maeda