酒場ライター / イラストレーター パリッコ監修による酒器「 #mixcup」

 中善のオリジナルブランド 『zen to』から、酒場ライター / イラストレーターであるパリッコ監修の酒器「#mixcup」がリリースされる。




 日本有数の陶磁器の産地、長崎県波佐見町。1917年創業の中善は、この地に根ざして窯業を生業とし、江戸時代から続く波佐見焼の技術と精神を継承してきた。創業以来、国内ブランドの製造に従事するなど裏方に徹してきたが、創業100周年を機に、肥前地区 (長崎、佐賀のやきもの産地の総称) の技術とその可能性を次世代に伝えるべく、表舞台に立つことを決意。こうして誕生したのがオリジナルブランドの『zen to』である。
 ブランドディレクターには、日本を代表する陶磁器デザイナーとして知られる阿部 薫太郎が招聘された。“多様な嗜好に応える、多彩な個性” をブランドコンセプトに掲げられた『zen to』は、2020年8月に第一弾として小宮山 雄飛 (ミュー ジシャン)、ツレヅレハナコ (文筆家) 監修の「カレー皿」を発売。その後、2021年4月、ユザーン (タブラ奏者)、 吉田 愛( 建築家) 監修の「カレー皿」、2021年7月には8名のプロダクトデザイナーが手がける「カレー皿」がラインナッ プに加わった。そして、2021年2月から新たなテーマとして「酒器」の開発が行われ、2022年3月にはアートディレクター / 作家である太田 和彦が監修者として迎えいれられ、“酒をきれいに飲む盃” をリリースしてきた。




 今回の「酒器」のリリースでは、ユーモアのある独自な視点で酒の楽しみ方を提案し、酒にまつわる多くの著書を上梓する酒場ライター / イラストレーターのパリッコを監修者に迎え、“ちょっとした手間で豊かな気持ちになる晩酌タイム” のお供となる酒器が発表される。完成した酒器には、庶民的なお酒の文化を心から愛する監修者の思いとユーモアが詰まっており、コロナ禍であっても、目の前の日常を新たな視点で見つめ直し、今ある幸せを共に味わえるような、ささやかな遊び心を盛り込んだ酒器に仕上がっている。



#mixcup
発売日 | 2022年6月10日(金)

販売店 | zen to オンラインショップ、ブリック&モルタル
zen to オンラインショップ
www.hi-zento.jp
*オンラインショップでは2022年5月26日(木)より予約販売を開始
セレクトショップ「ブリック&モルタル」
住所 | 〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-4-4
営業時間 | 12:00~19:00. *日曜・祝日 18:00 close
定休日 | なし
電話 | 03-6303-3300
www.brickandmortar.jp
パリッコ

1978年東京生まれ。酒場ライター、漫画家 / イラストレーター、DJ / トラックメイカー、他。酒好きが高じ、2000年代後半より酒と酒場に関する記事の執筆を始める。著書に『つつまし酒 あのころ、父と食べた銀将のラーメン』『ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある』『晩酌わくわく!アイデアレシピ』『天国酒場』『つつまし酒 懐と心にやさしい46の飲み方』『ほろ酔い!物産館ツアーズ』『酒場っ子』『晩酌百景 11人の個性派たちが語った酒とつまみと人生』、スズキナオ氏との共著に『のみタイム』『“よむ”お酒』『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』『酒の穴』。清野とおる氏との共著に『赤羽以外の「色んな街」を歩いてみた』。