建築家・岡田宰とUI/UXデザイナー・石原亮がタッグを組み、環境配慮型アウトドアブランド「we know enough<」を設立

 建築設計事務所 id Architects を主宰する建築家・デザイナー 岡田宰と、国内IT企業でUI/UXデザイナーとして活動する石原亮によって、新たなアウトドアブランド「we know enough< (ウィーノーイナフ)」が設立された。本ブランドは、倫理的な視点を大切にし、自然と社会を共に豊かにするアウトドアブランドを目指しているという。
 記念すべき第一弾のプロダクトは、自然環境を想ったデザインアプローチの”サスティナブルな”焚火台だ。  従来の焚火台は、焚火台自体からの火の粉や放射熱によって、どうしても焚火台シートを利用しても地面へのダメージを与えてしまうが、「we know enough<」の焚火台は火床に加えて、灰受けプレートが設置されている。さらにそれを地面から浮かせ、空気層を設けることで、風の通り道を作り、地面、草花への影響を極力なくすことを可能としているという。こうした機能を自然を際立たせるミニマルなデザインに落とし込んでいるのも素晴らしい点だ。




 『足るを知る』という言葉から名付けられた「we know enough<」らしい、自分たちの為だけでなく、自然を想い、本当に必要なものだけを作る、そして、作る責任を考える、そのようなメッセージが込められたプロダクトと言えるだろう。
 Makuake にて先行予約販売されているので、ぜひチェックしてみて欲しい。





we know enough<
weknowenough.com
makuake 先行予約販売ページ
www.makuake.com/project/weknowenough/
岡田宰 / Tsukasa Okada
建築家、デザイナー
id Architects 代表。静岡県浜松市出身。ミラノのDomus Academyで修士号取得。WONDER WALL, クラインダイサムアーキテクツで経験を積み、独立。『空間』のデザインパートナーとして、建築 / インテリアデザインを基軸に、プロジェクトの企画、ブランディングからプロダクトデザインまで 、領域を横断的に手掛ける。Dezeen Award, Design for Asia など国内外の権威あるデザイン賞を多数受賞。現在は東京-浜松の拠点で活動し、都市と自然を行き来している。良い建築家・デザイナーの前に”良き生活者”として豊かな暮らしを模索している。
石原亮 / Akira Ishihara
UIUXデザイナー
愛知県豊橋市出身。Istituto Marangoni Milano IT卒。イタリアのメゾンブランドで経験を積んだのち、帰国後は国内 のアパレル企業でデザイナーとして活動後、フリーランス のデザイナーとして独立。現在は国内IT企業でUIUXデザイナーとして活動する傍ら、個人としても活動。