商業施設の隙間、Hender Schemeの直営店スキマがRAYARD MIYASHITA PARKにオープン 2020-07-27 Craft, Fashion, Product 渋谷RAYARD MIYASHITA PARKにて、Hender Scheme の直営店「スキマ」がオープンする。 スキマ3店舗目となる本店は、エンダースキーマのコレクションからプロダクトをセレクトし、小さな空間にブランドの世界観を凝縮した、スキマ 恵比寿/合羽橋の2店舗とは全く異なるショップだ。内装は、壁面全体を覆うように設置したイギリスの家具メーカーVitsœ(ヴィツゥ)のユニバーサル・シェルビング・システムを中心にデザインされている。スチールとアルミニウムのシェルフは、ベジタブルタンニンレザーによるリクリエイションを施すことで、無機質な工業製品と有機的なレザーが組み合わさり、時間の経過とともに経年変化する唯一無二の什器となっている。ユニットのシステムを生かした期間限定のコンセプトショップやアイテムを展開するなど、本ショップならではのオペレーションも予定されているという。 「shibuya cheak」は、ドレスシューズを製作する視点で生まれたミュール「cheak」がベースとなっており、クリーンなフォルムのアッパーのトゥにあしらわれた『渋谷』のメダリオンと、シングルウェルト製法によるすっきりとしたシルエットが特徴だ。naturalとblackの2色展開で、naturalはきめ細やかなベジタブルタンニンレザー、blackはドレスシューズで使用するスムースレザーが採用されている。 「red cross bag」は、巾着型のショルダーバッグ。オリジナルモデルではピッグスキン・スエードで製作されているが、今回は”natural”のスムースレザーで再構築。サイズはオリジナルと同じくsmall, bigの2サイズでの展開だ。「cheak」、「red cross bag」ともに、長年愛されるモデルに特別なエッセンスを加えた、新しい装いのプロダクトとなっている。 そのほか、本店では、バイプロダクト=副資材を用いたプロダクトライン「left to right」を、豊富なラインナップで展開。book coverやpen、coasterなどに加え、envelopeやwall pocketなど、同店のみで展開するプロダクトも発売。ブランド開始当初より続くこちらのラインは、こぼれ落ちる資材、見過ごされる素材の見方を変えたり、アイデアを注ぐことで適切な場所を与える、エンダースキーマの持続的な営みの一つだ。 商業施設の隙間(すきま)にできる、エンダースキーマなりの機能とビジュアルによってつくられた新しい「スキマ」を、ぜひチェックしてほしい。 スキマ 宮下公園 sukima Miyashita Park OPEN日 | 2020年7月28日(火) 営業時間 | 11:00-21:00(施設の規定に準ずる) * 感染症拡大防止のため、開業後の一定期間、入館は事前予約制 住所 | 東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK North 2F 電話 | 03-6434-1197 henderscheme.com online.henderscheme.com instagram: @sukima_shop Share: Newer Post Re(PLACE)02 | ‘house, garden, kitchen’ Older Post Re(PLACE)01 | Rhoikos&Theodrosの展示のつくりかたとニュートラルさについて