EVENT REPORT /「water」展
H.P : www.2121designsight.jp
Text by arata sasaki


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東京ミッドタウン・ガーデン内に緑と水に囲まれ、清閑な佇まいで存在する21_21 DESIGN SIGHT。
英語で優れた視力のことを 20/20 Vision (Sight)というが、21_21 DESIGN SIGHTは更にその先を見通したいという思いが込められていると謂う。

そんな21_21 DESIGN SIGHTで現在、水を題材とした第2回企画展 佐藤卓ディレクション企画展「water」が開催中だ。

一般的にソーシャルプロジェクトという括りにおいてデザインの関わり方は非常に難しい。
地球上でさまざまな問題、紛争、自然破壊、人種問題、等々数えればキリがないが、、、
今、そういった問題にデザインでどういった方向性を示すことが可能かということが問われている。

今回の企画展「water」ではデザインの持つ力でそういった社会問題への喚起やその先の未来について明確な方向性を示唆している。
「water」展の題材は「水」。私達の周りにあたりまえにあると思われている「水」をまずは知って欲しい、接点をもって欲しいというコンセプトの基、多角的に「水」を分析している。
そういった新しい視点の実験的な作品の中、筆者が特に印象に残ったものをいくつかを紹介したい。



「ことばな」 協力:株式会社イノウエインダストリィズ、松徳硝子株式会社

主役は一輪の花ではなくあくまで「水」。
水の言葉がじわっと染み渡ってくる作品。
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「水円」 アラカワケンスケ、三浦望 共同開発:株式会社ソリッドレイ研究所

あたかも水たまりがそこに存在するかの様なインスタレーション作品。
足を踏み入れると波紋が広がるさまはまさに水の浸透力を表現しているかのようで、
子供の頃水遊びした記憶が呼び起こされる。
本当に愉しいものは大人でも子供でも楽しめるものだ。

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© water project




「SKY WATER HARVESTERS」(天の水を集める人々) 村瀬誠(ドクトル雨水)

雨を避けるための傘は逆さにすれば雨を集める道具ともなる。
世界の人々が傘で繋がる。ちょっとした発想を替えるだけで世界は救われるのかもしれない。
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© Makoto Murase



「水の器」 佐藤卓


まるで井戸か水の窓のような12器の水の器。
器を覗くことで水だけではなく自身の心とも対座することになる。
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© water project



「地球のつむじ」『デジタル台風』プロジェクトより
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© water project



「鹿威し」 原 研哉、  大黒大悟、美馬英二


日本庭園にある鹿威しの新たな解釈。
ステージに躍りだす水の美しさから万有創造物に敬意を払うと共に神秘の力に酔いしれる。
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© Kenya Hara
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© Kenya Hara
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© Kenya Hara



「ふるまい」 takram (田川欣哉、畑中元秀、渡邉康太郎)


器の上に垂らされた水。
自由奔放に動く水は何処か可愛らしさがある。
身近にいるからこそ気がつかない。しかしはっきりと水への親愛の情が感じられる。
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© water project
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© water project
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© water project



「落ち葉」より 1985〜1995 石元 泰博


路上に落ちた葉は水によって屍から溶解しまた自然へと循環していく。
咲き誇っていることのみが美しいのではなく、生から死に至るサイクル自体が奇跡で
まさにそこに美が存在するように思う。
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© Yasuhiro Ishimoto
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© Yasuhiro Ishimoto



「猫の傘」 佐藤 卓


猫の視点からみた傘。
傘という日常にあるプロダクトデザインを改めて見直させられる作品。
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© Taku Satoh


ざっと駆け足で作品を紹介したが、本展示ではこれ以外にも30を超える魅力的な作品が
展示されている。
残念ながらテキストと写真では伝えきれない魅力、例えば水音を耳で聞く、
など五感をフル活用し感じられる作品が多いのでぜひ会場で体感して欲しいと思う。


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会期: 2007年10月5日(金)〜2008年1月14日(月・祝)
時間:11:00〜20:00(入場は19:30まで)
休日:火曜日〈10月30日(火)は開館〉、年末年始(12月30日〜1月3日)
入場料:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
(15名以上は各料金から200円割引き、いずれも消費税込み)
主催:21_21 DESIGN SIGHT、財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:文化庁、経済産業省、環境省
特別協力:株式会社 佐藤卓デザイン事務所
企画:三宅一生、佐藤 卓、深澤直人(21_21 DESIGN SIGHTディレクター)
企画協力:川上典李子(21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクター)

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スペシャルトーク2「『water』展から、未来へ」

このプロジェクトを通じて、水はどのようなデザイン課題として発見されたのでしょうか?
そしてこれから何をするべきなのでしょうか? 未来を見据えながら、本展の総括討論を行います。

日時:1月13日(日)15:00〜17:00
出席者:佐藤 卓、竹村真一、沖 大幹、山中俊治ほか
会場:東京ミッドタウン・ホール Hall B(Midtown East B1F)地図 500円
定員:500名
協力:東京ミッドタウン

※本トークは日本語でのみ行われます。

詳細は下記よりご確認下さい。
http://www.2121designsight.jp/schedule/water/events.html

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circuit(Arata Sasaki)
 _hits!me inc.
 _weblog
 _mixi community
kotenhits!(Takashi Kawada)
 _www.kotenhits.com
sbr(Subaru Matsukura)
 _ovaqe.com
 _Aldebaran™
nssgraphica(Munehiro Machida)
 _www.nssgraphica.com
Design Conference HIGH5 2
October 6, 2008
2008年11月24日(月 - 祝日)にクリエイティブポータルサイト[HITSPAPER]が主催するデザインカンファレンス[HIGH5 2]が開催されます。HIGH5とは一線で活躍するクリエーターが一堂に会し、自身のクリエイティブフィロソフィーやアートワークのアウトプットフローをプレゼンテーションするトークイベント。スピーカーは、artless / 川上 俊、丹下紘希、Nam、qubibi、Stefan Sagmeister、Wieden + Kennedy Tokyo / +CRUZ。
Toru Nagahama "Layout of Everyday"
October 5, 2008
G/P galleryにて10月10日から、写真家 長浜徹のエキシビジョン「レイアウト・オブ・エブリディ」が開催される。また、本展開催を記念して写真家 小山泰介と長浜徹のトークショーが行われる。司会は『 +81』の山下悟氏が参加。
Quartz Composer Book
October 4, 2008
本書は、Quartz ComposerというMac OS Xの開発ツールを紹介するもので、リアルタイムモーショングラフィックスにおける表現の可能性について、感性とテクノロジーの2つの側面からアプローチする一冊。Quartz Composerが紡ぎ出す、たゆたうモーション・グラフィックスの世界を、Webサイト「未来派図画工作」の鹿野 護氏が紹介する。
Taisuke Koyama ×Gentaro Ishizuka
October 3, 2008
2008年9月1日、アートビートパブリッシャーズ&G/P galleryより刊行となった今最も注目の若手写真家・小山泰介の最新作『entropix』。G/P galleryにて、その出版を記念し、同じく日本の若手写真家・石塚元太良氏と、トークセッションが開催される。
DIESEL XXX & VIRGIN ATLANTIC AIRWAYS CAMPAIGN
September 30, 2008
イタリアのプレミアム・カジュアル・ブランドDIESELが、30周年を記念して世界17カ国で"DIESEL XXX"として同日開催される。日本では2008年10月11(土)、幕張メッセにて行われる。
"BOZO at Revelations/"
September 30, 2008
アート・ディレクター / ペインター等の活動をしているSHOHEI TAKASAKIがスタートさせたプライベート・ シリーズ「BOZO SKELETON」が、セレクトショップRevelations/にて「"BOZO" at Revelations/」として開催される。