SEDE / Interview With Juan
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copyright © SEDE

HP:www.sedede.com.ar
Interview by Subaru Matsukura and Junnosuke Fujii

アルゼンチン、ブエノスアイレス発のインデペンデントマガジン「SEDE」。
ナチュラルで詩的な写真と独特なトピック選びが魅力だ。
アルゼンチンベースながらもヨーロッパ、アメリカ、日本などでも販売され、その活動に今、注目が集っている。
現在5号まで発行され、日本ではUtrechitで購入可能です。
http://www.utrecht.jp/
今回はSEDEの創始者であり、編集長のJuanにインタビューしました。


Hitspaper:SEDEの活動にについて教えて下さい。
Juan:Juan:SEDEとは半分テキストで半分イメージ(写真、グラフィク)で構成されるマガジンです。
ある日、magazineとbookの組み合わせたもの、Mookという言葉を聞き、
その言葉を想像すると雑誌というよりも小さな本というイメージが湧きました。
はじめのきっかけというのは何かシンプルなフォーマットとコミュニケーションを作り出したいということでした。

Hitspaper:Could you tell me about SEDE project?
Juan:SEDE is a magazine half text and half images. I heard the other day about the word "mook", the combination of a book and a magazine, and I
think it sometimes looks like a little book rather than a magazine.
The starting point was to make something really simple in format and communica.



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Hitspaper:SEDEを始めたきっかけについて教えて下さい。
Juan:私は以前、ジャーナリズムに関わっていたのですが既存の雑誌が好きになれませんでした。
またその仕事が好きではなくなり始めていました。
だから、既存のものに不平/不満を言う代わりに友人と何か始めようということになりました。

Hitspaper:What made you start SEDE?
Juan:I didnt like the exisiting magazines. I was also starting to work innewspapers and the journalism experience wasnt very nice. So instead of complaining I tried to start it with some friends.




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Hitspaper:SEDEを始めるにあたって何か困難はありましたか?
Juan:はい、そして今も困難を抱えています。それは良いスポンサーをみつけることですね。
私は、広告のメッセージが雑誌のトーンに合わなかったために多くの広告を断らなければなりませんでした。
それがさらに雑誌づくりを難しくしています。そして現在も次号発行のために広告主を探しています。

Hitspaper:Did you face any difficulty to start SEDE?
Juan:Yes, and I still have. Its difficult to find good sponsors.
I had to reject many ads cause the message they had didnt fit the tone of the
magazine.That makes it even more difficult, which means right now I still have to find some to send the next issue to the printers.




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Hitspaper:どういった基準で誌面で紹介するアーティストや人物を決めているんですか?
Juan:話を聞いたり、作品を見た時に何かが学べるかどうかという点ですね。
そういう人達は建設的で独自のものの見方や考え方を持ってますからね。

Hitspaper:In what point do you decide artsit that you feture on?
Juan:Its usually people that you can learn something from when you listento them,or see their work. They have their own personal view of things,
and its usually a constructive view.




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Hitspaper:SEDEを通じて読者に伝えたいことは何ですか?
Juan:ただ、いくつかの文章やイメージを共有したいだけです。
また、読者には独特な何かを期待してもらいたいですね。
その独特の何かというのは特集される人々から生まれるものです。

Hitspaper:What do you want to tell people through the magazine?
Juan:Its just about sharing some texts and images. I wouldn't like the reader to expect something specific, I hope it keeps something open.
And they are usually not my texts and images usually, they are from contributors.





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Hitspaper:「インターネットによって紙メディアは消滅する」ということをしばしば耳にしますが、そのことについてはどうお考えですか?
SEDEと同じようなことはインターネットでもより安く簡単にできるのではないかと思います。なぜそこまで紙にこだわるのですか?
Juan:私は手触りのあるものが好きなんです。それは儀式とか習慣というものかもしれませんね。
私たちは、一日中スクリーンを見ている気がします。テレビとかコンピューターとか映画とか。
だからイライラせずに座ってゆっくり、文章を読むということが好きなんです。
インターネットはいいとは思います。しかしよりテレビ的というか情報の流れが早いですよね。
それに対して紙は情報の流れがよりゆっくりしている。そこが理由です。

Hitspaper:I hear a lot about the death of print because of the Internet.
What do you think about it? Why do you stick on paper media?
Juan:Well I like the tactile experience, it can be more like a ritual. I
feel we watch screens all day long (tv, computer, cinema, signs on the streets) so to be able to sit confortably and read a text without anxiety is what I prefer.
The internet is ok, but it feels more like tv, its all very fast. And with paper its slower.





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Hitspaper:元々、雑誌づくりに際してあなたはどんなモチベーションを持っているんですか?
何かを表現したい? 読者とコミュニケートしたい?何かを見せたいとか?
Juan:雑誌をつくるということは、ミュージシャンが作曲したり、映画監督が作品を構想するときのようなものだと考えています。その特別な過程は様々な感覚をもたらしてくれます。
メインストリームの雑誌は詩的なものを求めてはいません。
彼らはただ、人々に何かを売りつけたいかおしゃれなものかっこいいものを教えたいかです。
私は、そんなものよりも正直でいようとする、はかなさの方が好きなのです。

Hitspaper:Originally, what kind of motivation do you have to make magazine?
Do you wanna describe something? communicate with reader? show something?
Juan:I think doing a magazine could be like when a good musician composes a song,or a good film director thinks his film. A process that could be special, where you get into many different feelings.
Mainstream magazines arent looking for poetry, they just want to sell you something or be hip and cool. I prefer the vulnerabilty of trying to do something honest





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Hitspaper:あなたのライフスタイルについて教えて下さい?
Juan:私はブエノスアイレスにある巨大な庭園と一体化した古いアパートに住んでいます。
私はフリーランスのジャーナリストをしています。それから絵を描いたり写真を撮ったりもします。
あと最近、本と映像作品を集めた図書館兼ベーカリーを友人数人と開き、とてもワクワクしています。
私の考えは野心的になり過ぎず、質素な生活をしたいと考えています。
だから、多くのお金を稼ぐために働きすぎるようなことはしたくないと思っています。
そしてそのような生活をこれからも続けていければと思っています。

Hitspaper:Could you tell me about your life style?
Juan:I live in Buenos Aires, in a nice old building filled with a big garden integrated to the construction. I do free-lancejournalism,I also draw and take pictures. I also opened with some friends in 10 days a library/videoclub/bakery,
we are veryexcited about it. My idea is to lead a very austere life and not get
too ambitious, I'm not interested in working too much to make a lot of money. I hope I can keep that in the future...






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Hitspaper:最近は何に注目していますか?
Juan:今のところトロピカリスモ(様々な文化を取り入れ、多民族国家ブラジルらしい文化の想像を提唱した芸術思想)と建築とに興味があります。
またコミュニティや経験、自然環境などから生まれたユートピア的なものに惹かれます。
例えば、私の住んでいるアパートはアルゼンチンのコルビジェの生徒が設計したもので、
自然的な庭があり、木が建物の中にまでのびていたり、共同の図書館が作られていたりと、住民たちを身近にし、コミュニティを生み出すような設計でした。
しかし、いまはそれらは全て個人の所有物になってしまっています。
どうやら、現代社会や都市では人々は引き離されつつあるようです。だから人々はコミュニティ感覚を失ってしまった。
さっき話に挙がったライブラリーを開いた目的もコミュニティ感覚、経験やお金以外のことを共有するためなんです。

Hitspaper:What topic are you interested in ?
Juan:Right now Im interested in tropicalismo and architecture,I´m interested in the utopian elements they seem to arise aboutcommunity, experiments and nature.For instance I live in a building done by Argentinian students of Le Corbusier (Ferrari Hardoy and Juan Kurchan) and its integrateded with the garden in a bit of a wild way, even a tree goes inside the construction. The building had a communal library and the first floor and many other things to make the neighbours closer, but now that is all private.

It seems in modern societies and big cities people are getting more alientated, so they lose this community sense.

Our aim to open the library is to keep that feeling going, the sharing experiences and not all about money.




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Hitspaper:あなたがトロピカリズムやユートピア、コミュニティ思想について興味があることが気になりました。
もしかしてSEDEを作るということはユートピアを作ることと似てませんか?
あなたの好きなトピックを集めたものってある種ユートピアみたいなものですよね?
Juan:たぶん、私が雑誌を始めたのは同じ様な理由からだと思います。
アイデアやイメージ、多くの人々がコラボレートする場所、出版されなかった何かなどを留めておくためです。
私は選ばれた特定のスタッフを抱えたくはありませんでした。
なぜなら、そのほうが多くの人がいつも参加でき、より開かれたものになると思ったからなんです。

Hitspaper:It is impressive that you mention about Tropical ism, utopia and community.Do you think making independent magazine is like making utopia?
you can put any topic you want, It's like your utopia I think..
Juan:I think I started the magazine for that reason too. To keep safe certain ideas and images, and where many people could colaborate, some that never published anything.
I didnt want to have a staff in the magazine, so it could be many people contributing all the time,that it feels more like an open space and not an elitist one.



Hitspaper:貴重なお話ありがとうございました。
Juan:Thank you for talking to me your really good story.





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