紙やプラスチックの代替、エコノミーかつエコロジーな革命的新素材『LIMEX』

 石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や、石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替にもなる「LIMEX(ライメックス)」という素材をご存知だろうか。現在、国内特許を取得、米国や欧州など世界43カ国にて特許を取得・申請中で、2017年「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞、そして今年、世界的に最も権威のあるデザイン賞のひとつである、「レッドドット・デザイン賞プロダクト・デザイン2018(red dot award : product design 2018)」を受賞するなど、近年注目を集める新素材である。

 

LIMEXのプラスチック代替製品

 

「レッドドット・デザイン賞」は、世界的に最も権威のあるデザイン賞のひとつで、革新性、機能性、品質、人間工学、持続可能性、象徴性など9つの基準で、世界的なデザインの専門家により審査され、毎年卓越したデザイン性を持つプロダクトが選定されることで知られている。つまり、LIMEX が視覚的なデザインだけでなく、その背景まで含んだ革新的デザインと見なされていることがここから見てとれる。
 
 LIMEXの大きな特長は、資源として石灰石を使用していることだろう。これは日本でも100%自給自足できる資源であり、世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵であることから、偏っていた原料における世界地図が大きく変わる可能性がある。また、通常、紙を生産する時、普通紙1トン生産で、樹木を約20本、水を約100トン使うが、LIMEXは石灰石0.6~0.8トンとポリオレフィン約0.2~0.4トンからLIMEXの紙1トンを生産可能、プラスティックの代替品としても石油由来樹脂の使用量が大きく削減することが可能である。

 

LIMEXの紙代替製品

 

 環境負荷軽減、石油に代表される国同士の摩擦など、大きな問題をはらんだ原料問題が、LIMEXの登場によって、変革し始めるかもしれない。今後の活動に注目したい。

 
 

LIMEX
石灰石を主原料に紙やプラスチックの代替となる、エコノミーかつエコロジーな革命的な新素材
2013年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
2014年、国内特許を取得。現在、米国や欧州など世界43カ国にて特許を取得・申請中
2015年、宮城県白石市に年産6,000トンのLIMEXを製造する第一工場を建設
2016年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
2017年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞

開発・製造・販売:
TBM

https://tb-m.com
Facebook | tbm.limex
twitter | @LIMEX_JAPAN