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Making of NIKE FREE: THE SUPER NATURAL RIDE_9 May 2012_pt2 Tue.29 2012

ここからはインタラクションを今回担当してくれているaircordさんとのテストの模様です。aircordが開発した光ファイバーの発光を1本単位で制御出来るシステムが、この展示に使用されています。

僕はこの装置のテクノロジーの細かな面は、正直言えばよくわからない。ただ、イルミネーションとして単に光ファイバーが発光する“施設”ではなく、空間美術として意味のある表現を目指したかったので、インタラクションの無いスクリーンセイバー時は、逆にオブジェの造形がしっかり見えそれ単体でも美しい発光状態をキープして欲しいとオーダーをしました。

様々な光の種類をテストした結果、シューズに流れ込むメインの光ファイバーは、もっとも光量の多い白色に決定。暗闇に浮かぶ星の群れのようなイメージにもしたかったので、発光もスローで徐々に変化していくことにする。

次はインタラクション時の発光テスト。各シューズに合う、インタラクションの発光の調整をしていく。

今回の展示は、加速度センサーを使用して、観覧者がライトボックスの上に置かれたシューズを実際に手に取り操作する事により、オブジェがインタラクティブに様々な発光をする仕掛けになっています。闇に浮かぶオブジェの光を観覧者が、まるでオーケストラの指揮者の様に操作できるイメージです。

また、音響もそれらのインタラクション時には空間内に流れる仕組みになっており、こちらはレディオヘッドのトム・ヨークもお気に入りに挙げる日本を代表する電子音楽家、青木孝允さんが担当されてます。

幾度もテストを繰り返し2日間に渡る制作も終了。みなさんお疲れさまでした。

私達は今回、驚きやきらめき、時には(何か新たなものと出会った時の)混乱も内包する様な表現を目指しました。音響、空間、重力、時間等の要素が入り交じった複雑な空間表現になったと思います。また言葉で表現するのが大変難しい空間表現です。やはり実際に会場で体験していただくのが一番だと思います。

展示は残りわずかですが6/3(日)まで六本木ヒルズ大屋根プラザに設置された特設会場にて行われています。連日非常に多くの観覧者のみなさんが訪れているそうです。お近くに立ち寄られた際は是非会場にて、五感で体感してみてください。

THE SUPER NATURAL RIDE 野性のつよさをよびさませ。 http://nike.jp/nikefree/supernaturalride/index.html
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