タ イを訪れたことのある方ならご存知だろうが、バンコクをはじめ、タイの街の至る所には大きな肖像画が飾られている。これらの殆どは、現タイ国王であるラー マ9世(通称プミポン国王)の肖像画で、プミポン国王は地方経済の活性化を指導したことやその人柄などから、82歳になる現在も子供から老人までタイ国民 からの圧倒的な支持を得ている。
そんなプミポン国王の存在にインスパイアされ、タイ語の書体をデザインしたのは、バンコクを拠点とするコミュニケーション・エージェンシーのBrilliant & Million Co., Ltdと、マルチメディア&オンライン・エージェンシーのBrilliant Interactive Co., Ltdで、クリエイティブ・デザイナーを務めながら、「Brownie Design Group」というエクスペリメンタル・デザイン・ユニットのメンバーでもある若干23歳のTitle氏。
「こ の書体は、2007年の終わり頃、『Song Pra Cha Roen(国王万歳)』という国王の80歳の誕生日を記念したタイプフェイスとレタリングの展示用に、敬愛する国王への思いを込めてデザインしたもので す。書体のアイディアは、僕がいつも見ている国王の写真がベースになっています。その写真は、首からカメラをぶら下げた国王が困っている人達に救いの手を 差し伸べているというものなんですが、国王は素晴らしいフォトグラファーとしても知られているんですよ。」(Title氏)
「LTM_KingCamera」 の拡大図。タイ文字が撮影の機材で出来ているのが分かる。国王はキャノンの一眼レフカメラを長年愛用していることでも有名。 (c) Title
タイのクリエイターの作品にまで影響を及ぼすほど、全ての国民に愛されているプミポン国王。タイを訪れる際は、街中に飾られた肖像画や写真の国王の首からお気に入りのカメラがぶら下がっているか、ぜひチェックしてみて欲しい。
—
Title/Littlemee
本名は、Titipun Tubthong。キングモンクット工科大学 トンブリー校、サイエンス・マルチメディア科卒。現在はバンコクのクリエイティブ・エージェンシー、Brilliant & Million Co., LtdとBrilliant Interactive Co., Ltdでクリエイティブ・デザイナーとして勤務する23歳。
www.littlemee.net
—









































