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田附勝 “その血はまだ赤いのか”




SLANTにて、2011年度、木村伊兵衛写真賞を受賞した田附勝の個展『その血はまだ赤いのか』が開催される。
会期は、2012年3月3日(土)~4月26日(木)。

田附勝のデビュー作『DECOTORA』から4年、奇しくも東日本大震災の年に発表された写真集のテーマは『東北』。

其処には、厳しい環境を受け入れることで育まれた生きる力強さ、人と獣の存在が非常に近く生と死が隣り合わせにあることを感じさせる土地、
長い時間をかけて被写体と向き合う田附勝だからこそ映し出すことのできた、東北本来の姿が在った。
それは「被災地」というフィルターを通じて東北を見てしまうようになった我々のパラダイムシフトを巻き戻すかのようだ。



本展は、そんな田附勝が「3.11前後」を意識して発表するはじめての展覧会である。
昨年11月、岩手県釜石市唐丹で震災後初となる鹿猟が行われ、2008年より同地での鹿猟に参加していた田附はこれに同行し、その際撮影された作品群だ。



震災後、はじめて迎えた鹿猟の解禁。

鹿から流れるその血はまだ赤いのか。

あなたの眼で確かめて欲しい。



田附勝 その血はまだ赤いのか

会場:SLANT
会期:2012年3月3日(土)~4月26日(木)
時間:11:00 ~ 19:00
住所:石川県金沢市広坂1-2-32 2F
tel:076-225-7746
入場料:無料   月曜定休

協力:fairground/株式会社カシマ



[関連企画]

ギャラリー・トーク 個展のオープンに合わせ、田附勝と『DECOTORA』『東北』の編集者である浅原裕久氏によるトークイベントを開催。

入場無料
会場:SLANT
日時:2012年3月3日(土)16時~
住所:石川県金沢市広坂1-2-32 2F
tel:076-225-7746



田附勝 MASARU TATSUKI

1974年、富山県生まれ。 1998年、フリーランスとして活動開始。同年、アート・トラックに出会い、9年間に渡り全国でアート・トラックおよびドライバーの撮影を続け、2007年に写真集『DECOTORA』(リトルモア)を刊行。翌年には、日本「リトルモア地下」、米国「TAIGallery」にて同タイトルの個展を開催した。2011年に刊行した写真集『東北』(リトルモア)は、2006年から東北地方に通い、撮り続けた。現在もライフワークとして東北の地を訪れ、人と語らい、自然を敬いながら、シャッターを切り続けている。 『DECOTORA』ニューメキシコ州政府芸術局ニューメキシコ・アーツ所蔵。2012年、第37回(2011年度) 木村伊兵衛写真賞を受賞。

http://tatsukimasaru.com/

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